７０才くらいの方に取材に訪問した際、ふとしたことで映画の話になりました。映画と行っても４０年代とかのモノクロ映画についてです。
　僕はそれほど映画を見ないんですが、４０～５０年代の映画だけはなぜか以前からよく見ていて、その人が映画の話を持ち出したときもそれほど話を合わせるのに苦労しないだろうと高をくくってたんです。でも、話を進めていくとその人の暗記力に驚かされました。
　たとえば、「市民ケーン」の話をしていても、どこどこの場面で主人公の愛人であるスーザンが多量の睡眠薬を飲んだときにケーンがドアを叩くシーンが良かっただとか、その後の描写も今見てきたかのように細かく説明できるんです。また撮影技法についても熱く語って頂きました。
　あまりに詳しいんで、「最近見直したんですか？」と尋ねたところ、「好きな何十本かの映画はほとんどセリフも空で言える」とのこと。老人だからと言ってなめていてはダメですね。

　ストーリーを全部空で説明できるような映画や小説・コミックがあるのか思い返して見たんですが、細かいところまで言えるようなものは数本ぐらいしかありませんでした。映画だと中学校くらいのときに何遍も繰り返しみた「天空の城ラピュタ」ぐらいでしょうか。
　僕は習慣で週２冊位の書籍と５冊くらいのコミック雑誌を見ますが、ほとんど繰り返して何度も見るということがありません。小学校くらいのときはお金もないので自分の家にある数少ないマンガはそれこそ何百回というほど読んでいるので内容もそこそこに覚えているんですけど、大学生を過ぎてからは環境的にいくらでも読める状態にあったんで乱読に拍車がかかって何を読んだのかすら覚えていない状態です。読んだ本のちょっとした感想ぐらいメモをとっておけばよかったと今では公開しています（社会人になってからは小説に限ってメモをとるようになりましたが）。

　僕らが小学校だったころというのは、映画や小説・コミックを数多く手に入れることはなかなかできませんでした。取材した老人が青年時代を過ごした時期も映画を見ることはなかなか難しかったのではないかと思います。ビデオもない時代ですからリバイバルが無い限り一度見た映画を二度と見ることもできないわけですし。だけどその障害があったからこそ是が非でも自分の脳に焼き付けようと思い、それこそセリフの全てを暗記するほどに集中して見たんでしょう。また、世間に出回る作品数も少ないですから、同じ趣味を持つものが集まれば同じ作品について熱く語りあったに違いないです。僕らの小・中学校ぐらいのときも同じでした。だから世代に共通する作品も今より多いと思います。
　今は映画にしてもレンタルビデオショップに行けばいくらでも見ることが出来ますし、古いのも新しいのもジャンルもまんべんなく揃っています。マンガやアニメも相当な数がありますよね。これはいろんなものを選択できるということで良いことだとは思いますが、一つの作品に対する観客の思い入れ度数は明らかに希薄になっているのではないのでしょうか。

　どちらが良いか悪いかは別として、僕自身はしばらく乱読を抑えて一つの作品に対する集中力を高めていこうかなぁと思った一件でした。

　ちょっとメモ的に。

　「何でも楽しいという友人」

　「物事を知る」というのは楽しいです。
　ただ、最近は何事についても「楽しむ」ということを忘れていた気がします。マイナス面を先に考えてしまうんです。以前は今ほどそういうことは無かった気がするんですが。

　これを読んで、大切なことを思い出した気がしました。

　この間入浴剤をもらったんで早速使ってみました。白く濁ったお湯になって、なんだかいい感じです。
　温泉好きの僕ですが、自分で温泉地を決めるときは濁ったお湯の温泉になるべくするようにしているのです。何故かというと、自分のものを隠す必要がないから。僕のようにモノがポークビッツな人は、他人の目から自分のムスコを守ってやらねばアイデンティティが崩壊してしまいますからね。巨根の人には分からないでしょうけど。

　しかし、今ふと思ったんですが、白濁の湯の中でおもむろにオナニーをして放出してしまっても全く判明しませんよね。ひょっとしたら登別とか風呂場はものすごい量のおたまじゃくしが泳ぎまくっているのかも。むしろ精子で白濁しているのかもしれません。そうやって考えると恐ろしい。そういえば濁り湯はなんか肌にちくちくしたような気がします。鞭毛があたっているのかも……。精液はアルカリ性ですから大量放出されていても同じくアルカリ性である白濁温泉のＰＨにそれほど変化はないでしょうし。

　そんなお湯を手ですくって顔を洗ったりすれば、ナチュラルに顔射状態ですよ！？　目に入ったら眼球の中で泳ぎますよ？　ただでさえアルカリは目に入ると痛いのに、泳ぎまくられたら大変です。うわー、なんて恐ろしいんだ！

　でも女風呂でも同じであると考えると、とたんにエロい想像になるから困ります。みんな精子が泳いでいる中で真っ裸になって入浴しているんだなぁ。おねーさんの膨らんだ胸にも、幼女のつるぺたの胸にも精子の鞭毛アタックがされているんだなぁって。

　……
　あんまり妄想しすぎると本当に風呂の中におたまじゃくしを解放しそうになるんで、ほどほどにしないとダメですね。

　休みの日に犬の散歩をしながら自宅近くの林を見ていたら、バナナトラップを発見しました。

　「バナナトラップ」を知らない方のために簡単に説明すると、つぶしたバナナに焼酎をぶっかけてストッキングに入れて適当な木にぶら下げ、カブトムシなんかの昆虫を呼び寄せるというものです。
　たぶん近所の子どもが仕掛けたんでしょう。実際カナブンが何匹も近くにいました。ついでに近くに使用済みのコンドームも落ちていましたが。

　ぶら下がっていたのが結構派手目の網ストッキングだったんで、足フェチな変態さんががんばっちゃったのかもしれません。虫じゃなくて変態さんを呼ぶなんて、なんてすさまじい威力なんだ、バナナトラップ！
　でも精液は虫を呼ぶっていいますから、子どもたちの支援の意味も込めているのかもしれません。

　今度は是非幼女の使用済みカボチャパンツでトラップを仕掛けて下さい。たぶん僕が寄ってきます。

　先日東京出張に行ったんですが、ホテルにLANがなくって仕方がないのでホテルのAVチャンネルを見まくってたぴっちです。本当に仕方がないからですよ？

　そのときに某氏に「最近のあなたのサイトは更新頻度が低くなってるし、病的な妄想が足りていない」というご指摘を受けました。頻度が下がっているのは多分に謝るしかないとこであります。ごめんなさい。
　ただね、病的妄想が減ってるというのはおかしいですよ。だいたいからして僕は病的な妄想などまったくしていません。「サラリーマントレーダーあらし」を愛読するようなノーマルな僕が、そんな社会的に抹殺されてしまうような危険な発言をするわけがないじゃないですか。全く持って失礼な話です。
　最近仕事で海岸線を車で通ることが多いんですが、水着のおねーちゃんを見てもちゃんとガマンして全くのスルーですよ。鉄の理性を持った男ですからね、僕は。

　関係ないですけど、大多数の前で水着になるのはOKなのに下着では少人数の前でも人前に出られないという気持ちが未だに僕にはよくわかりません。どちらも大差ないじゃないですか。
　こちとらネクタイ着用の暑い格好で浜辺近くまで来てるんだから、わざわざタオルで隠したりするんじゃねーよ、脳みそわいてそうな女子大生（推定）どもが！　だいたいオマエラのような年増には興味がないわ！！（スクール水着を視野に入れながら）

　ついでに言えば、リア・ディゾンの具見え写真が問題になっているのもわからない。だいたいTバック写真とか動画で出てるようなヤツのほうがもっときわどいじゃないですか。さらに言えば、そんな人がパンチラごときでどうこう言うのはさらによくわからないです。どういうことなのか教えて、エロイ人。